2008.5.31〜6.1 久米島パヤオの釣り
2008第1次釣行 佐々木&今久保Jr氏 



経過(言い訳)
久米島釣り紀行

今回は台風のリスク回避とカジキヒットの確立を上げるために、皆とは別行動をとり早めの遠征となった。ところが台風5号がフィリピン付近でゆっくりと沖縄に向かっているという情報が出発の二日前になって舞い込んだ。昨年台風に見舞われ散々な結果となったため、再度同じ目に遭うかと恐怖を感じながら天気予報をにらんでいた。幸い台風は私の念力に屈し、東へと進路を向け沖縄直撃の大惨事だけは免れた。今回は2日間という比較的短期の釣りであったが、土産確保も重要な任務であるため一日目はトローリング、二日目はフカセ&パラシュートという計画を立てた。


1日目:5月31日(土) 由奈丸 佐々木&今久保氏2名 
マグロ確保
531日、S氏は勤務の都合で久米入りが当日の朝となってしまったため、一便の到着をまち9時出発となった。本マグロ情報が飛び交う中、港にはにわかに慌しい空気が漂う。「3番パヤオで昨日本マグロが姿を見せた!」その情報をもとに当然最初は3番という作戦がよぎる。S氏が到着する前にビールと、いつもの揚げ物の多い弁当を買い込み、準備万端の構えで時間をすごす。空港に着いたとS氏から電話が入り、10分後宿に到着。息も荒げに荷物を宿にほりこみすぐに出発。港に着き「船長ヨロシクお願いします!」という挨拶を交わし乗り込む。「3番で牛の姿が見えたらしい」との言葉に心躍らせながら当然船はそちらへ向ける。しかし3番にはやはり予想どうり船!船!といった感じでみんな本マグロ狙いの船。負けじと早速カツオを釣ってトローリング開始。二時間ぐらい経過するも生物の反応なし。イヤーな空気が漂う。船頭さんが見切りをつけ「場所変えましょう」と次は4番へ。再度餌のカツオを確保しトローリング開始。周囲には船もいない。時計は昼を回り少し疲れが出てきた時の定番、居眠りの開始。よくある展開!「ジーーー!」という音に目が覚める。本マグロのためにマリンパワー(あくまで電源なし)をセットしておいた80ポンドの竿に反応が・・・。日ごろの行いか・・・。と心で呟きながらジンバルとハーネスを余裕の表情で装着!船頭さんと掛け声合わせながら「オリャー!」とばかり大あわせ。得意の必殺親の仇大あわせが炸裂!ところが、マリンパワーのドラグレバーにはストライク位置のロックが無く、合わせの時にレバーを最強にセットしてしまったのです。次の瞬間えらい勢いで竿がのされ、腕がリールに当たったのか、時計の金属ベルトがバラバラになって船の床に落ちました。大慌てでドラグレバーを戻し、ラインブレイクだけは何とか回避。なかなかの冷や汗でした。その後は余裕でカジキを船首にまわし、ジャンプじゃダイブじゃのやり取り繰り返すこと20分程度で船べりによせました。船長がリーダをつかんで、無事にギャフが入り一件落着となりました。今回は本マグロ狙いのはずでしたが、獲物変更でカジキになりました。3年前のよりは小ぶりでしたが、カジキは面白い!翌日のマグロ釣りは散々でしたが、お土産は充分あるのでまあいいかと。そして港で刺身をつまみに飲むビールは涙モノでした。めでたしめでたし。


カジキの釣果が出たみたいで良かったですね〜 もう一人は出家かな?
早い時期に大僧正にならないようにね〜 お疲れさまでした。


釣 果
   クロカワカジキ  〜キロ 合計 1本 

   由奈丸 船頭:宇江原 成人(ウエハラ ナリト)
使用道具
   リール:ミヤマエマリンパワー、トローリング80lb他、 竿ペン トローリング50lb他 
   道糸 ナイロン80lb、PE20号 ハリス:ナイロン120号 
    針:カジキ#14

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